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現役通関士が円滑な貿易をサポートいたします。

リーダーとは?

名選手、名監督にあらず。


幹部社員登用試験の小論文のテーマで、リーダーとは何かについて出題されたときに、そんなことを書いた記憶があります。


人間は、同じ過ちを何回も繰り返していて、思うように進歩しておらず、松下幸之助は病気がちだったので、人を使うことに長けていた云々と書いたと記憶します。


それを読んだ社長が、珍しく便乗したのかわかりませんが、松下幸之助の「日に新た」を社員全員に配布しました。


日に新た

http://matsushita-konosuke-zaidan.or.jp/founder/page02.html


私の直属のリーダーは、偉そうにするところがあって実務はサービスと言って、問い合わせを丸投げしたり、部下が早く帰らないのは、業務効率が悪いからだとか、声かけが足りていないからだとか、上から目線なところがあります。


結局、それでは部下は納得しないし改善されるわけはなく、私が思うのはリーダーは上ではなく前に立って、汗をかかないとダメだと言うことです。


そうすれば、部下は納得して自然と自分もやらなければとついてきてくれるものだと思います。


業務負担を減らしてあげないと、早く退勤することはなかなか難しいのではないかと、管理職になってから思います。


スキルアップも大事ですが、早く帰る習慣をつけてあげないと、仕事のメリハリの付け方がわからなくなります。


それこそ人員を増やせば事足りますが、そこは経費がかかりますので、その負担を減らすためには上司が指示ばかりで腕組みをするのではなく、一緒に汗をかいてあげることが一番の近道であると思います。


人を使うということは、使われる人の良いところを伸ばしてあげないといけませんし、机上の空論とならないように、部下とのコミュニケーションも大事ですが、マネジメントというのは、人を動かすこと=自分も動くということ、そこを履き違えると実際のところ部下はついてきてくれません。


部下はやはり、上司の背中をみて育ちます。


リーダーが上に立っていては、背中は見えませんし、真にマネジメントが上手いのは、前に立って汗をかける人間です。


そう考えると今の部署には、真のリーダーがいないかもしれませんが、皆さまは、良き上司に恵まれていることを願います。

ダブルライセンスのメリットは?

通関業務における書類作成は、ほぼコンプリートしているので、パチスロと同じで究めると辞めたくなるという性分なので、新しいことにチャレンジしたくなります。


精神科のかかりつけ医の先生に、実はいま行政書士の資格を目指していることを話すと、通関士持ってるのになんで?結構、給料はいい方なのではないの?と、言われました。


給料なんて全然良くありませんが、暦通りの出勤で基本的に早く帰れるのは、通関士のいいところではあります。


やっぱり、通関士行政書士を目指すのは、変な話でしょう。というか、私が考えているダブルライセンスの相乗効果を説明するのは、話すとたぶん細かくて長い。果たして、できるかどうかも怪しいが、やってみたいという野心はあります。


まずは、行政書士試験に集中して、ここまでやる気になったのは公務員試験以来の出来事なので、こう勉強が楽しいという感覚ですか。その後のことは、ゆっくりと考えようと思います。


コロナ禍で会社の呑み会がない、今がチャンスです!

最近なぜか体調を崩しがちですが、目標を持って頑張れることはとても良いことだと先生も共感してくれました。

環境は自ら変えるもの

通関士は、独立ができない士業なので、自ら書類=仕事の量を調整することが難しいのですね。


勤務中は、次から次へと書類がまわってきてYahooを開いている時間もないのが現状です。


私は書類の難易度に関係なく、他人の何倍ものスピードで書類を作成できるのですが、育成中の後輩や不出来な上司は手が遅くて書類配分をしている私の悩みの種です。


周りからは、仕事が早すぎると言われます。

その分自ら仕事量も多くなるようにしているので、周りに負荷をかけないようにして、残業させないように努力はしています。


が、仕事が遅い人は、残業するのが当たり前なのか好きですよね。

自分がしんどいことをしているんだと思い込むところがあって、そういう人に限って愚痴が多くて仕事が遅いのです。


私は愚痴を一言も言わないので、もしかすると今のコレが愚痴かもしれませんが、こんなことを考えてしまうのは、今の環境が合っていないからだと思います。


通関士は独立ができないと冒頭に触れましたが、独立している人は知っていますし、今の環境を良くする為には自分のスキルアップが必要で、周りのせいにしないことが大切です。


毎朝4時起きの朝勉をしておりますが、日中のしんどさがあるので、なかなか疲れが取れません。それでも今の環境を変えたいと思っているのは確かなので、粛々と行動します。


通関士あるある

無料でアドバイスを求める人。

それって、カフェで「ちょっと軽く一杯でいいからコーヒー飲ませてよ」と一緒です。

専門性やノウハウに対して、対価をいただかないと士業として成り立たないと私も思います。


貿易あるあるですが、営業の一貫で通関の手間暇がかかってもそれは無償サービスとして客先に請求できないという。


舐められたもんで、営業の苦労はわかるがそれはもう古い考え方です。


通関士は、日中とくに忙しいのです。

自分がやるべきこと

神戸税関本関ドローン撮影

https://youtu.be/l9LFOWyFbWk


ここをよく歩いています。


親父が神戸税関の○○部長であったので、私はちょっとした有名人でありますが、親父が教えてくれたことを少しでも全うし、神戸港を背負って立つ男にならないといけないという使命感が強いです。

ただ、私は違う方向に進んでいっているような気がしますが、自分が最大限にできる方法を考えたいと思う今日この頃です。